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576 :名無しの権兵衛さん ◆-:2009/09/11(金) 21:05:09 URL 編集
なんだ、このエロさ…。

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沙有里 -3-
1 :(*´Д`)<ハァハァ・・・・・・ :2007/04/05(木)
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灯りの消えた暗い部屋。

和也は先刻から寝よう、寝ようと思いつつも沙有里のことが気にかかり眠れずにいた。目を閉じ、全てを忘れようと思うほど、頭の中に沙有里の笑顔が思い浮かぶ…。そしてその沙有里の笑顔は、彼の妄想の中で次第に変化していく。誰とも知らぬ男に抱かれ、彼が見たこともない妖艶に喘ぐ表情へと…。

「ダメだ、眠れない…眠れるわけないよ…」
彼は一人呟くと、ゆっくりと立ち上がり、机の引き出しを開けた。せめて笑顔の沙有里を見ようと、彼の拠り所ともいえる一本のビデオテープを探し始めた。
「あれ…?確かここにしまったはずだけど…」
和也や沙有里たち親戚一同で旅行したときの沙有里の笑顔を編集したビデオテープ。彼は時々それを見て、沙有里への想いにひたっていたが、なぜかそれが見当たらなかった…。
「ど、どこだよ…!」
沙有里と自分との想い出の全てを失うかのような錯覚に捕われ、和也はいらだちながら部屋中を探し始めた。
「なんでだよ、沙有里…!」
いくら探しても見つからないビデオテープ。そして帰ることのない沙有里本人。それはまるで、和也の中から淡い沙有里との思い出さえも奪われていくかのような現実だった…。

一方、その頃…。

「チュッ、ン…クチュ、クチュ…」
長い口付けを交わし、互いの秘部を手淫し合う男女。その光景だけを目にした者ならば、愛し合う二人の愛の営みだと誰もが思うことだろう。しかし、そこにある真実は一方的な獣欲にいまだ興奮覚めやらぬ男と、それに抗うことができずに形だけの愛を演じねばならない悲しい少女の姿だった…。

「はぁ、はぁ…沙有里…ぃ、愛してるぜ…!」
口付けを交わしながら、男が唾液を美少女の口内に流し込む。
「ん、チュッ…クチュッ…」
顔をややしかめながらも、その唾を飲み込む沙有里。しかし、そんな表情でさえ、男にとってはたまらない魅力だった。

抱けば抱くほど魅力を増す沙有里の体…。犯しても犯しても穢れない沙有里の心…。そんな美少女の心に強制的に快楽の記憶を刻み続けようとする氷高は、さらなる企みを実行に移そうとしていた。快楽という名の甘い毒に少しずつ蝕まれている沙有里を、今日こそはその絶頂まで追い詰めようと…。心をこじ開けるのはまだ無理にしても、まず体だけでも完全に屈服させようとやっきになっていた。それだけ氷高の心が沙有里の魅力に奪われていたともいえるだろう。

(発射できる弾数にも限度があるしな…そろそろメインイベントにうつるか…)
氷高は心の中でそう呟くと、チラリと壁にかかっている時計を覗いた。

22:25

(ちょっと早いが、まあいいか)
時間を確認すると、氷高はそっと沙有里の唇を解放する。互いの唇から短い唾の糸が引き、すぐに切れた。

「沙有里、いっておいたアレはちゃんと持ってきたか?」
口唇奉仕の直後の長い口付けに息を切らす沙有里の髪を撫でながら、氷高が耳元で訊ねる。
「はぁ、はぁ…制服のこと…ですか?」
「ああ」
「はい、持って来ました…」
「へへっ、いいコだ。よし、着替える前にひとっ風呂浴びるか」
セーラー服を着た沙有里との濃厚セックスを想像し、思わず顔をにやけさせながら氷高が立ち上がろうとした。
「おっと、そうそう…忘れてたぜ」
立ち上がろうとした氷高だが、そう独り言をいうとベッドに戻り、枕元の引き出しからある薬を取り出した。
「沙有里、ほら、今日の分だ。そろそろ飲んでおいたほうがいいだろ」
「あ、ありがとうございます…」

それは避妊薬。俗にいう低容量ピルだった。毎日定期的に飲まなければならないそれは、沙有里を縛っている要因のひとつでもあった。前日の性行為の避妊のために氷高に与えられ、そしてまたその晩のうちに膣内射精をされる…。女子高生の沙有里にとって、妊娠は最大の恐怖であった。しかし処方箋を必要とされるそれを、彼女自身が購入できるはずもなく、結局は氷高の言いなりになる他はなかった。もちろん沙有里が縛られる最大の要因は他にもあったのだが…。
「いつも言ってるだろ、オレは沙有里を大切にするってな」
「は、はい…」
氷高のその言葉に今日までの行為を振り返り、顔を曇らせた沙有里であったが、今はただ短く返事をするのみであった。

氷高がその錠剤を軽く口に含み、再び沙有里と口付けを交わす。舌と舌が絡み合い、錠剤が口内で受け渡される。そして氷高から流し込まれた唾液と共に、一息にその薬を飲み干した。
「水なしで飲むのも上手くなったな、沙有里。オレの唾が美味いからか?」
「…え、あン」
そう言いながら、氷高は沙有里の小ぶりな乳房をひと揉みした。
「夜はこれからだぜ、沙有里…。今度は風呂場でたっぷり可愛がってやるよ」
「は、はい…沙有里をたくさん可愛がって…ください…」
沙有里が氷高の耳元でささやく。それはピルを与えられた後に毎日言わされている決まりごとであった。

しかし、少女は知らない。今日だけは、男から与えられた薬が避妊薬ではないことを…。それは氷高が沙有里の体を強制的に快楽の絶頂に導くために飲ませた固形の媚薬であった。錠剤であるために即効性はないものの、効き始めれば経験の浅い少女でさえも、確実に絶頂に導くことだろう…。

(風呂上りか、それとも風呂の中でか…。まだ知らない世界を体験させてやるからな、沙有里…!)
人知れず微笑むと、氷高は沙有里の手を取って、浴室への扉を開いた…。

一人暮らしのマンションにしては、かなり広めの浴室。氷高はシャワーのお湯の温度を念入りに確認すると、おずおずと後ろに控えている沙有里を振り返った。その沙有里はもう何度となく氷高に裸を見られているにもかかわらず、恥ずかしそうに両手で体を隠そうとしている。いつまでも可憐な少女のまま、恥じらいを忘れない沙有里。しかし、その真っ白い体には、首筋や胸などいたるところに氷高によって付けられたキスマークが残り、先ほどのベッドでの一線の激しさを物語っている。氷高は改めて沙有里の美しさに見惚れてしまい、危うく手に持ったシャワーを落としそうになった。しかしハッと気を取り直し、沙有里を手招きする。

「ほら、こっちに来いよ、沙有里。俺が洗ってやるよ」
「え、ひ、ひとりで…洗えますから…」
「いいから、オレに洗わせろよ、沙有里。ほら!」
そう言って片手で小柄な沙有里の体を抱き寄せると、足元からシャワーのお湯を浴びせていった。
「あ、やン!」
シャワーの熱さを覚悟してビクッと身を震わせた沙有里だったが、その温度は心地よいぬるま湯程度であった。
「熱かったか、沙有里!?」
氷高が沙有里の目を覗き込むように訊いてくる。
「あ、いえ…大丈夫です。あ、ありがとうございます…」
目が合ってしまった沙有里は思わず視線を逸らし、恥ずかしそうに、しかし素直に頷いていた。
(なんで…なんで、そんなに優しそうな目をするの…?どうして…和ちゃんと同じ目を…するの?)
(でも…この人は優しい笑顔で嘘をつく…。騙されない…もう、これ以上は…!)
沙有里の中にほんの一瞬芽生えた、氷高への慕情。しかし、氷高に騙されてこの家へおびき出されて処女を失った晩のことが脳裏を巡り、すぐにその思いは断ち切られた…。

そんな沙有里の心に気付くことなく、沙有里の首元までシャワーのお湯を浴びせた後、氷高は手に直接ボディーソープを泡立て、沙有里の体を洗い始めた。まずはその細い両腕から。優しく、優しく…。それはまるで子供が自分の宝物を扱うような手つきだった。
「あ、あの、やっぱり恥ずかしいです…」
「いいから、いいから…。綺麗な体だぜ、沙有里…」
お世辞でもなんでもなく、水滴に濡れ光る沙有里の体は、可憐で、それでいて艶かさに満ちていた。そのまま氷高の手がそっと沙有里の小ぶりな胸に伸びる。手のひらサイズのおっぱいを揉みまわしながら、首筋に舌を這わせる。
「…あッ、やン…」
「洗ってるだけだぜ…。そんな声聞かされるとたまんなくなってくるぜ…!」
そう言いながら沙有里の腰のあたりに治まることなく昂ぶっている怒張を押し付ける。
「あッ、やぁ…」
つい、それから逃れようと体をひねった沙有里がバランスを崩す。しかし倒れそうになり、思わず氷高の背中に両手を回してしまう沙有里。氷高もまた、しっかりと沙有里の背中を抱きしめていた。

抱きしめあった体勢でどちらからともなく見詰め合う…。氷高が
「沙有里…」
と短く声をかけ、キスを交わす。180cmを越す長身の氷高と150cmほどの小柄な沙有里との立ったままでの接吻…。ほとんど垂直に首をそらせながら氷高の唇を受け入れる沙有里…。それはこの上なく愛おしく、思わず氷高も我を忘れ、密着している腰を激しく動かして怒張を沙有里の体にこすり付けた。
「ぅン」
沙有里が重なる唇の間から切ない声を漏らす。ますます興奮して、そのまま沙有里の中にぶち込みたい衝動に駆られた氷高だが、ぐっとそれに耐えてキスを解いた。
(あぶねぇ、あぶねぇ…興奮し過ぎちまった…。まだ入れるには早いぜ…)

氷高がキスを解き、回している沙有里の背中から腕を離した。さらなる行為のエスカレートを覚悟していた沙有里は、目を閉じて氷高の背中に回していた腕に力を込めていたが、行為が止まったことを知り、慌てて体を離した。

「そんなに怯えるなよ、沙有里。ほら、今度は足を洗ってやるよ」
そう言うと氷高は沙有里の手をとり、バスタブの上に座らせ、自身は床の上に腰を下ろした。そのままバスタブの上でまだ身をこわばらせる沙有里の足を取ると、両手で大事そうに抱え、いきなりその親指を口に含んだ。
「えッ、や、やだッ!?」
予想もしていなかった男の行為に、沙有里が驚いた声をあげる。しかし氷高はその声が耳に入らないかのように、指を口に含んだまま黙々と舌を這わせ、さらに足指の間にも舌を這わせる。
「そ、そんなとこ、汚いです、氷高さん…!やめてください…!」
「沙有里に汚いとこなんてねーよ」
「や…ン…」
恥ずかしさのあまり抗議する沙有里であったが、あまり暴れては氷高の顔を蹴ってしまう恐れがあったため、強くは抵抗できなかった。たとえどんなに憎い相手であろうとも、沙有里にとって他人の顔を蹴るなどということは絶対にできないことであった。

氷高は両足の指全てを舐め終えると、そのまま膝下から太腿へと舌を這わせていく。
「あッ、あン…」
沙有里も今や抵抗はなく、氷高の頭と肩に軽く手を添えて、されるがままとなっていた。氷高もキスで我を忘れてしまった時とは違い、冷静に沙有里の両太腿を微妙な舌使いで責め立てる。さらに淫核をそっと指で触れ、沙有里をくすぐったさから、性の快感へと導いていく…。
「んんッ、ンッ…」
この数日間毎日のように氷高に抱かれ、沙有里の体に徐々に芽生えた性の快感。しかしそれはまだほんのわずかであり、彼女自身がそれを理性で押し殺そうともしている。

そんな沙有里だからこそ、なおさら快楽の底へ堕としたくなる…!
自分だけのものにしたくなる…!

そして氷高の舌が太腿から、可憐な割れ目へと標的を変える。そっと舌先で触れると、わずかに愛液の味を感じた。そのまま顔を密着させ、本格的なクンニリングスへと移った。
「ひぁッ、ひ、氷高さ…ん…。そ、それ…やだぁ!」
沙有里にとっては、まだ痛みを伴う挿入よりも我慢はできたが、秘部を舐められるという生理的な嫌悪感が強かった。しかし氷高はただ黙って舌での愛撫を続ける。まるで肉棒の代わりに舌で沙有里を犯すように…。

「あッ、はッ、あンッ…!」
…やがて沙有里の嬌声が浴室に響き始める。その間隔も短くなり、氷高の頭に添えられていた手にも力が入る。まるで自ら氷高の頭部を股間に押し付けているかのようでもあった。そして氷高の顔が沙有里の愛液でぐっしょりと濡れる頃、ついに…。
「あン、き、気持ちいいです…!ひ、氷高さぁん!!」
ついに沙有里が性の快楽を自ら口にした…!それも男の名を呼びながら…。
氷高にしてみれば、その声を口にした瞬間の沙有里の表情を見られなかったのが残念であったが、恥じらい混じりの可憐なその声は、想像するだけで氷高を充分に興奮させた。

氷高がゆっくりと顔を上げると、恥ずかしそうに顔を赤らめた、それでいて妖艶さに満ちた沙有里の顔があった。
「はぁ、はぁ、はン…」
愛撫が止んでも、沙有里の呼吸に嬌声が混じっている…。おそらくごく浅い段階ではあるが、絶頂に近い状態に達したのであろう。
「気持ちよかったか、沙有里?」
氷高が沙有里の手を握り、落ち着かせるように指を絡めながら訊くと、
「…は、はい」
沙有里が恥ずかしそうに、しかし素直に頷いた。

「そうか、嬉しいぜ。それじゃ、今度はオレの体も洗ってくれるか?」
氷高が沙有里の目をまっすぐに見つめながらささやくと、少女はまた素直に頷いた。
「はい、綺麗に…しますね」
沙有里が絡められた指を解くと、そっと男の指を口に含んだ…。

「さ、沙有里…!」
予想外の沙有里の奉仕に氷高の怒張が疼く。それは彼が教えていない性技であったが、少女がごく自然に行った行為でもあった。沙有里の中の何かが解かれたように…。

そして、長い夜はまだ始まったばかりであった…。

人差し指、中指、薬指…。沙有里の小さな口から伸びる可愛らしい舌が、丁寧に氷高の指を舐めていく。そして口に含み、優しく、それでいてねっちょりと指に舌を絡める…。
「…くすぐったく、ないですか?」
「いや、気持ちいいぜ。ずいぶん積極的だな、沙有里?」
「こ、ここでは、氷高さんの恋人…ですから」
「ここでは…か。よし、じゃあ愛しい恋人へ奉仕するように頼むぜ」
「…はい」

沙有里が氷高に強引に処女を奪われ、弱みを握られた、あの夜…。それ以来氷高に決められたこの部屋での唯一のルール。

『演技でもいい、恋人同士としてオレに抱かれろ、オレを満足させろ!嫌なら避妊もしないし、乱暴になるだけだ』

結局、沙有里はその条件に屈して、心とは裏腹にこのマンションの中では氷高の恋人として振舞ってきた。しかしそれはあくまで演技であり、受身であって、自分自身が気持ちよくなることなどあるはずがない…。そう自分自身に誓っていた沙有里が、自ら気持ちよさを口にしてしまった…。

(どうしよう…どうしたらいいの…和ちゃん…)
混乱した沙有里が出したひとつの結論…。それは、気持ちよくなってしまったのはあくまで演技している自分であり、本当の自分じゃない、だから…。だから本当の自分が快感を得てしまわないように、今は氷高の恋人としての演技に徹しようと…。
(演技なの、これは演技…和ちゃんや私自身を守るためには仕方ないの…)

しかし、本当は沙有里にもわかっていた。あの気持ちよさを感じた瞬間、演技のことも、そして和也のことも忘れていたこと…。そして恐れていた。いつしか演技が演技でなくなることを…。それは氷高が最も望むことでもあった。

自問自答をしながら奉仕しているうちに、両手の指全てを舐め終えていた。
「よし、今度はそこのボディーソープを使って、オレがやったように全身洗ってくれ」
氷高の声で我に返ると、沙有里は軽く頷いて、自らの手の上でソープを泡立て始めた。
「どこから…洗って欲しいですか?」
「沙有里に任せるよ。もちろんただ洗うだけじゃなく、オレを気持ちよくさせながら…ってのはわかってると思うけどな」
氷高もただ受身に徹するわけではない。あくまで沙有里に行動を選択させながら、自分の望む行動へと導いていく。

沙有里はまず、自身が舐めたばかりである氷高の手を取り、両手で優しく洗い始めた。そしてそのまま氷高の太い腕を小さな胸に挟み、少女の細い両腕で抱きしめながら、ぎこちなく洗う…。
「おっ!?」
氷高も思わず声をあげる。処女を失って日の浅い美少女がソープ嬢のように体を使って男の体を洗っている…。感動すら覚えそうな光景だった。
「いいぜ、沙有里。その調子だ」
「はい、じゃあこっちも…」
そう言ってもう一本の腕も同様に洗う沙有里。

腕を洗い終えると、今度は氷高の厚い胸板に顔を寄せ、チュッとキスをする。右手は氷高の背中に回し、左手は氷高の乳首を撫で、そして唇で氷高のもう一方の乳首を吸う…。広い胸板全体を舐めていると、時折沙有里も「はぁン…」と甘い声を漏らす…。氷高も冷静な表情で奉仕の受身に徹していたが、内心はすぐにもぶちこみたくてたまらなかった…。
(くっ…た、たまんねェぜ…!なんて可愛い顔で舐めやがる…!)
怒張はビクビクと疼いていたが、後のより大きな快感のために今は必死で堪えた。

沙有里がいったん離れてボディソープをさらに手と腕に注ぎ足すと、ゆっくりと氷高の両足の間に腰を下ろした。そのまましっかりと氷高に抱きつき、両腕を男の背に回し、背中を洗い始める。猛り立った怒張が沙有里の腹部に当たり、逞しくその存在を主張している…。背中を洗いながら首筋に舌を這わすと、氷高が「ぅあッ」と声を漏らした。不快だったのかと、沙有里が驚いて氷高を見上げると、氷高が照れ笑いを浮かべていた。
「気持ちよくて、つい声が漏れちまった…。続けてくれ、沙有里」
氷高はそう言うと、伸ばしていた足を降り、胡坐を組んで沙有里をその上に乗せた。沙有里はほんの少し笑みを浮かべ、さらに氷高に密着して、また首筋や耳に舌を這わせる。その度に氷高の怒張がビクビクッと反応するのが、今の沙有里にはなんとなく嬉しかった…。

「喉が渇いたぜ…沙有里の甘い唾、飲ませてくれ…」
まるでセックスしているかのように腰を動かしながら、氷高が沙有里の口付けと甘い唾液をねだる。沙有里は優しい笑みを浮かべて、氷高を見つめながら、ゆっくりと唇を近づける…。
「氷高さん…」
見つめ合ったまま、そっと沙有里が口付けを交わす。口内で沙有里が舌に乗せた唾液を氷高の舌へと受け渡す。キスをしたまま、氷高が沙有里の唾液を飲み込む。それはまるで本当に味がついているかのように甘く感じた…。

お互いに何度か唾液の交換をしながら口付けを続けていると、沙有里の手がそっと氷高の股間に伸びた。優しく氷高の怒張を掴み、ソープの泡のついたままの手で、優しくしごきたてる…。本物の恋人同士以上に熱いキスを交わしながら、優しい手コキを受ける…。
「ンッ、ン…」
奉仕をする沙有里と、奉仕を受ける氷高が、キスをしたままお互いに嬌声を漏らす。
(や、やべぇ…気持ちよすぎる…ぜ…)

危うく暴発しそうになり、氷高が慌ててキスを解き、沙有里の手を掴む。
「え、あッ…ご、ごめんなさい…い、痛かったですか?」
沙有里が驚いたような、すまなそうな、不安げな表情で氷高を見つめる。
「い、いや…ハァ、ハァ…」
さすがの氷高も息を荒くし、一息に事情を説明できない。
「逆だ、気持ちよすぎたぜ…意外とテクニシャンだな、沙有里…」
「そ、そんな…」
沙有里がカァーッと顔を赤らめる。
「このまま手でイカせてもらうのも悪くないんだけどな、でも今は…」
氷高がそこで言葉を切り、沙有里の耳元でささやく。
「沙有里の中に入れたい…。沙有里の中で果てたい…。いいか?」
ダメと言わせるつもりはないが、あえて氷高が訊く。
「は、はい…沙有里の中でたくさん気持ちよく…なってください…」
沙有里がさらに恥ずかしそうに、しかしはっきりと口にした。
「へへっ、よし、じゃあ風呂ん中でたっぷりと…な」
氷高はそう言うと、沙有里の手を取って立ち上がり、お互いの体をシャワーでさっと洗い流した。そのまま沙有里の手を握ったまま、一緒に浴槽へと向かう。

…そして氷高に寄り添いながら歩く沙有里は、まだ気付いていなかった。既に自分の脳裏から『恋人としての演技』という言葉はなくなっていることに…。


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